ビクトリア号 [日記]
昨日、ビクトリア号を見にいった。
幸い天気は小雨程度。30分もしないうちにやむだろうと目論む。
ちなみに、ビクトリア号は、
「1992年にセビリア万博で再建されたビクトリア号を完全に修復し、
愛知万博でのスペインのプログラムの一環として、世界一周航海を行う」
というビクトリア・プロジェクトに則り、
今は名古屋港に寄港しているものである。
オロカにもビクトリア号の全景を撮影してくるのを忘れた(TдT) ので、パンフレットをupしておく。
予習がてら「愛・地球博」のスペインパビリオンのサイトを見ていたところ、
ビクトリア号はかの有名なマゼランは乗っていなかったとのこと。
それどころか、マゼランは航海途中で死んじゃってるし ∑( ̄□ ̄;)
マゼランって、世界一周した人と違ったの? と思い、調べてみると、
出発はマゼラン船団として5隻の帆船が出発した。
しかし、フィリピンに到着したところで、原住民との戦闘の最中に命を落としたと…。
3年以上の期間をかけ世界一周をはたしたのは、ビクトリア号に乗り込んでいた生き残り18人…。
ところで、今回の航海航路は、かのマゼラン海峡(南アメリカの南側先端の海)は通らず
スエズ運河とパナマ運河を使い、
16世紀で使われていた四分儀などの航海機器は、
最新のナビゲーションシステムと組み合わされているとのこと。
いわゆる文明の利器というやつですな。 それでも1年半もかかるとのこと。
こちらが16世紀ルート
こちらが現代ルート
ルート図2点は、「愛・地球博」のスペインパビリオンサイトのビクトリア号コーナーのものです。
→ビクトリア号の航海
見学していると、船の中央にポンプの取っ手がなにげについていた。
何デスカと聞いてみたところ、船底にたまる水をそのポンプでくみ上げるのだそうだ。
くみ上げるのは6時間に1回、1時間をかけて行われるとのこと。
…高さは膝ぐらいしかないんだけんど。このポンプ。
そしたら、何せレプリカだからね~と船員さんが苦笑していた。
16世紀の人間工学はどうなっとるんじゃ ヽ(´Д`;)/
船全体をくまなく見学し、駐車場に戻った途端、豪雨
あぶないところだった(;´∀`) 「晴れ女」の娘たちがいたからだな。うんうん。
写真は残念でしたね。8月5日までに小生も再度行く予定です。初日に行き内部は撮影が時間的に無理でした。金シャチも戻ってきましたよ。
by ogisanagoya (2005-07-11 09:59)
>ogisan様
ビクトリア号、一般公開初日は写真が撮影できないほど混雑していたのですね。調べてみたところ、初週は平日でも1500人だったそうです!(東京港での来場者が200~300人程度…) 今でも平日1000人、休日1500人の来訪があるらしいですよ。
金シャチ戻ったのですね。情報ありがとうございます。
見学したときは、哀れな表面でしたが、写真で見た限りでは、ピカピカに磨き上げられていましたね。ホッとしました。
コメントとnice!、ありがとうございました。
by みけやま (2005-07-11 22:36)